サンフランシスコAmazon Go体験レポートVol.2〜商品のクオリティに感激!編〜
前回の記事に引き続き、サンフランシスコのAmazon Go体験レポートをご紹介していきます。
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エコバッグは「手に取るだけ」では購入できず
店内を色々と歩き回って、では買い物をしようかとお店の人にカートが無いか尋ねると、エコバッグ・紙袋が有料であるとの回答がありました。こちらのエコバックも手に取れば自動でチャージされるシステムかと思いきや、スマホでAmazon Goアプリを開いて、エコバッグ購入ボタンを押さなければなりませんでした。
エコバッグは棚に並べて販売している訳ではないので、やはり棚がAmazon Goの自動チャージの仕組みに関係しているのかもしれません。
いよいよ商品を取ってゲートを通過してみる
お昼時でしたので、ランチになりそうなものをいくつか棚から取って、先ほど購入したエコバッグに入れて、一番右側のグリーン矢印のゲートから、何もせずに(もちろんレジを通らずに)店を出ました。
こうしてただ文章で書くと、「そうなんだろうな」という印象を持たれるかもしれませんが、「レジで支払いをせずに店を出る」という行為は、非常に新鮮な体験でした。予想していたよりもはるかにです。
これまで、レジがそんなに混んでなければストレスを感じることはありませんでしたが、商品を買うために列をなして何分も待つとなると…イラっとしてしまうこともありますよね。
しかし、Amazon goのこの仕組みにより、このようなちょっとしたストレスが「ゼロ」になることを考えると、ちょっと大げさかもしれませんが「異次元の体験」とさえ感じられました。
試食開始
店内にはイートインのコーナーがあり、ナイフ・フォーク・スプーン・紙皿、電子レンジまで用意されている充実ぶりです。
こちらで購入したものを早速イートインコーナーで食べてみることにしました。(時刻は13時過ぎでした)
購入したのは、エコバッグに加えて4点です。ひとつずつ詳しくご紹介します。
The Beauty Bowl:
ココナッツのヨーグルトに、別に入っていたベリーのジャム系のものを乗せて食べます。朝食向けですが、ヘルシー且つおいしそうに見えたので購入しました。食べてみると、こくはあるけどさっぱりして、甘さも控えめでとてもおいしかったです。
Beef Steak:
Amazon Goブランド商品。
おおぶりなサイコロ状のビーフステーキ。サラダを買おうと思って探していたら、お店の人に勧められて、おいしそうだったので購入しました。本来はサラダにのせて食べるためのものらしいです。ガーリックソースが添えられていて、これを付けて食べると非常に美味。ビーフは冷えているのですが、それでも柔らかく、正直驚きました。折角ですので、紙皿に残りのビーフを移し、電子レンジで温めて食べると、さらにおいしさ倍増!
Alo Comfort:
「アロエ + スイカ + 桃」の飲料。このお店で初めて見ました。 パッケージも格好良く、ヘルシーそうだったので購入。程よい甘さで、果肉(多分アロエ?)の歯触りもよく美味しかったです。
Lindor:
これは良く見かけるチョコレート。あえて知っている物を買ってみました。
やはり、他で売っている物と変わりません。価格は、スーパーの通常価格ぐらいです。
試食してみて感じたことは、どの商品もかなりクオリティーが高いということです。キャッシャーレスという仕組みの斬新さももちろんですが、これならば近隣のインテリ層がこぞって買いにくることでしょう。
RF IDは見つからず
Amazon Goは、RFIDの技術(RFIDとは)も利用しているという噂もあるので、購入した商品のパッケージを何度もチェックしたのですが、それらしきものを見つけることはできませんでした。特にBeef SteakはAmazon Goブランドですので、RFIDを付けやすかろうと思っていたのですが…結局、今回購入した商品からはRFIDを確認することができませんでした。
Amazon Go体験レポート第二弾はいかがでしたか?最後となる次の記事では、今回の取材で見えてきたAmazonの課題や将来性について触れていきたいと思います。
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